痛くないむし歯治療

痛みが苦手な方も安心のむし歯治療

初期段階のむし歯は痛みなどの自覚症状がないことがほとんど。そのため、歯が痛んだり、冷たいものがしみたりする場合、すでにすでにかなり進行している可能性があります。進行したむし歯は自然に治癒することはありません。放置すれば、さらなる進行を招き、徐々に治療も困難になっていきます。少しでも、むし歯の疑いのある方は、できるだけ早く品川五反田の歯医者「まるおか歯科」へご相談ください。

できるだけ痛みを抑えた治療を行います

できるだけ痛みを抑えた治療を行います

治療には痛いイメージがあるため、歯科医院への通院をあとまわしにしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか? そんな方にも安心してご来院いただけるよう、当院では治療中の痛みを感じることがないように麻酔処置を行います。しかし注射自体が苦手な方もいらっしゃいます。麻酔注射の痛みを軽減するため、まず表面麻酔を行い、できるだけ細い針を使い、電動麻酔器による痛みを抑える注射を行っています。

【できるだけ注射の痛みを抑える工夫】

  • 歯ぐきに表面麻酔を塗布して注射針の「チクッ」とする痛みを抑えます
  • 注射針に極細の「33G」を採用します
  • 麻酔液の注入量や圧力を一定に保ち「痛み」を抑える電動麻酔器を使用します
  • 麻酔液を36度に温めて温度差による痛みを軽減します

脱灰と再石灰化

脱灰と再石灰化

お口の中は食事のたびに脱灰(だっかい)と再石灰化(さいせっかいか)をくり返します。脱灰とは歯の成分であるカルシウムやリンなどが溶け出すこと。再石灰化とはその反対で歯の表面に溶け出した成分が修復され戻ることです。飲食をするとお口の中は酸性に傾き、脱灰が進みます。しばらくすると唾液などの自浄作用によりお口の中が中性に近づき再石灰化が起こります。
脱灰と再石灰化のバランスが取れている場合はお口の健康は保たれますが、再石灰化が追いつかなくなると、歯が溶かされていき、むし歯が進むのです。

むし歯の進行とおもな治療法

むし歯はまず、むし歯の原因菌が糖分をエサにしてネバネバ成分を出し歯に付着します。それがプラーク(歯垢)です。そこでさらに糖分を分解して「酸」を出し、歯を少しずつ溶かしていくのです。

むし歯の進行段階は5つに分けられます。脱灰から始まり、歯の表面のエナメル質が溶かされ、さらにその内側の象牙質に、そしてさらに歯の神経に汚染が進み、歯根にまで進んでいくのです。

※表は左右にスクロールして確認することができます。

むし歯の進行段階 症状とおもな治療法

【CO】
脱灰

【CO】脱灰

歯の表面が白く濁って見える状態です。痛みなどの自覚症状はありません。

【おもな処置】
プラークを落とすことが大切ですので、歯のクリーニングや毎日のセルフケアのためのブラッシング指導を行います。汚れを落としてからのフッ素塗布で再石灰化を促します。

【C1】
エナメル質のむし歯

【C1】エナメル質のむし歯

エナメル質が溶かされ黒ずんでいる状態です。むし歯が起こりやすいのは咬み合わせ部分の溝や歯と歯の間です。多くの場合、痛みなどの症状はまだ現れません。

【おもな治療法】
むし歯部分を削り取り、レジン(歯科用プラスチック)で補います。

【C2】
象牙質のむし歯

【C2】象牙質のむし歯

エナメル質の内側の象牙質にまで汚染が進んだ状態です。冷たいものなどがしみるようになります。象牙質はやわらかいので進行が早くなります。

【おもな治療法】
むし歯部分を除去し、詰め物などを装着して削った部分を補います。

【C3】
神経におよんだむし歯

【C3】神経におよんだむし歯

むし歯の汚染が歯の中の神経にまでおよんだ状態です。激痛をともないます。

【おもな治療法】
歯の神経を除去する「根管治療(こんかんちりょう)」を行ったあと、被せ物をして歯の機能を補います。

【C4】
歯根にまで達したむし歯

【【C4】歯根にまで達したむし歯

歯の上の部分(歯冠)のほとんどが溶かされた状態です。歯の神経が死んでしまうといったん痛みはなくなりますが歯の根の先に膿がたまるとふたたび激しく痛みます。

【おもな治療法】
根管治療が難しい場合は、抜歯をしてインプラント治療、ブリッジ治療、入れ歯治療の中から治療法を選び歯の機能を補います。

根管治療

根管治療

歯の中の神経にまで達してしまった重度のむし歯は、そのまま放っておくと抜歯を余儀なくされます。しかし、抜歯はできるだけ避けたい処置ですので、歯を残すために行うのが根管治療です。根管とは歯の中の神経や血管が入っている細い管のこと。その中のむし歯の原因菌に汚染された神経や血管、歯質を除去して、洗浄・消毒してから、根管をすき間なく薬剤で充たし密封します。

より精密な根管治療のために

根管治療を成功させるには精密な治療が必要です。なぜなら、根管はとても細く複雑な形状をしているうえ、もし細菌を残してしまうと再発させてしまうからです。より精密な根管治療のために当院ではさまざまな工夫をしています。

拡大鏡の使用 YAGレーザーの使用
拡大鏡の使用 YAGレーザーの使用
根管はとても細かいので裸眼ではなかなか捉えられません。拡大鏡を使用して患部を拡大視すれば、勘や経験に頼ることなく、しっかり確認しながらの治療が可能です。 根管の先端部はとても細く入り組んでおり、リーマーなどで感染を取りきることは困難です。YAGレーザーを使用することで機器の届きにくいところまで治療を行うことができます。

治療費用

むし歯の治療費はお口の状態によってまちまちです。こちらでは1本あたりのトータルの目安です。すべて税別価格で表示しています。

  保険診療 保険外診療(自費診療)
軽度のむし歯 1,500~3,000円 5,000~50,000円
中等度のむし歯 2,000~10,000円 10,000~200,000円
重度のむし歯 7,000~23,000円 50,000~1,000,000円